お客様のご意見を放置しない大切さ

当店のビルは1階に小さなテナントが10軒あります。
車の出入りが出来るところは3か所なのに、意味不明な箇所に侵入出来るようにガードレールが無いから4か所あるという事になる。

でも、そこは侵入すると住居用の駐車場になっているから車止めがある。
ここは国道6号。
車の往来が激しい。間違えて侵入したからといってバックして戻れない。
私も実際に一度間違えて侵入したのだが、深夜だったのでバックが出来た。

先日、とうとうお客様が間違えて侵入してしまい、大型トラックが後ろにいたためバックが出来ずに、車止めに乗り上げた。
その後バック出来たらしいが、出来なければ、事故を誘発しかねないし、車にキズが付く恐れもある。
お客様にご意見を頂戴したので、明朝早々にビルの管理会社に相談してみた。

私:「鉄柵を付けて下さいとは言わないから、せめてコーンやロープで対応できないものか。」
回答は
先方:「国土交通省の管轄で、こちらで道路際にコーンを置いても、持っていかれてしまう。」
私:「。。。。。」「じゃぁ、こちらから、区役所とかに連絡すればいいですかね」
先方:「多分、国土交通省管轄の整備局に回されます。このすぐ近くなんですよ。」
私:(詳しいじゃないですか!なぜ放置?←心の声(笑))
「あ、じゃ教えてください。私が行きます。。。」

ってなわけで、国土交通省環境整備局に赴く。

私:「カクカクシカジカで。。。」
国土:「土地の持ち主さんの意向があるかもしれないから、こちらでは何とも。。。」
私:「(え?調べてくれないの?もっと詳細に聞いてよ!)あのぉ、先ず場所と状況をお伝えしますので、地図出してもらえませんか?」
国土:「はぁ」

全てを説明し、何かあった時は土地の持ち主でも国でもなく、お客様個人(ドライバー)の責任になりますよね。と強く聞いたところで、分かりました調べますという。
早くいってよ。。。( ̄▽ ̄)

最後の確認事項が大事だ。
・いつ確認してくれるのか。
・結果の有無はいつ報告頂けるのか。
・お名刺下さい。(ここ鉄板(笑))

丁度一週間後にわざわざ店まで来てくださいました。
「土地の持ち主さんも出入り口を閉じていいという事で閉じる事になりました。鉄柵は注文なので、少しお時間がかかりますので、本日から暫定でコーンとロープを張ります。色々ご迷惑をおかけしました。」と。

いえいえ、迅速なご対応に感謝申し上げます。
ご丁寧にご来店いただきありがとうございました。
(充分、早かったですよ!←こころの声)

国土交通省関東地方整備局
常陸河川国道事業所 土浦国道出張所
管理第三係長のAさん、並びに出張所の皆様
本当にありがとうございました。

お客様に安心してご報告が出来ます。

お客様から頂いたご意見を放置しないという事はどんな仕事でも大切な事です。
また今回も勉強させて頂きました。

ビルの管理会社の塩対応についてはここで触れないでおこう(笑)

店長 小池知恵子

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